思いもよらないアドバイスに従った結果…先生を信じてよかった!

友人の紹介で知り合った彼と付き合い始めて1年。
お互い仕事が忙しく、会えるのは週末のみ。
無口で自分の気持ちを表現するのが苦手な彼の負担にならないように、私の方から毎日のようにメールや電話でコミュニケーションを取るように心がけていました。

そんなある日、仕事を終えて家に向かっていると、話がある、と珍しく彼から電話が。
声の様子に不穏なものを感じ、慌てていつものカフェに向かいました。

彼はもう、いつもの席にひとり座っていました。
私を見つけた彼の表情が微かにこわばるのが分かりました。

「色々考えたんだけど…おまえとこのまま続ける自信がない。別れよう」

頭が真っ白になりました。
何を言われているのか分からない。

「なんで?私、何かした?他に好きな人ができた?」
「そんなんじゃないよ。おまえがどうこうでもなくて…俺が悪い。ごめん」

とにかくその場から逃げ出したくて、私はそのまま席を立ちました。

うまく行っていると思ってました。
会えばいつでも楽しくて、お互い笑ってばかりいました。
彼が別れを考えていたなんて思いもしませんでした。

どうしよう。
別れたくない。

その時、以前友人から電話占いについて聞いたことを思い出したのです。
別れた彼を忘れられずに苦しんでいた友人がいつの間にか復縁した時、事情を聞くと、嬉しそうに話してくれたことがありました。

「毎日彼のことばっかり考えて苦しくて、話を聞いてもらうだけでもいいやと思って電話占いに電話してみたら、私と彼が見えてるみたいに色々当てられてビックリしたの。試しにアドバイス通りに行動したらあっさり復縁できちゃった」

泣きながら友人に電話すると、すぐに彼女が利用した電話占いの番号を教えてくれました。

「大丈夫。先生の言う通りにすればきっとうまくいくからね」

そのまま教えてもらった番号に電話をすると、簡単な手続きですぐに占い師の先生の鑑定を受けることができました。

受付の人に、霊視の得意な先生だと聞いてはいたのですが、電話が繋がった途端、
「ああ、すぐに電話してくれてよかった。大丈夫よ」
何もかもお見通しのように、優しい声で先生が言いました。

「彼はとても優しい人なのね。でも、少し気持ちの切り替えが下手みたい。あなたと毎日連絡を取っていると、いつもあなたのことが頭のどこかに残ってしまって、自分が本当は何を考えていてどうしたいのかが分からなくなってるの。本心ではあなたがとても大切なのに、こんな気持ちではあなたを幸せにできないと思ってしまっているわ」

よかれと思ってしていたことがまさか裏目に出ていたなんて。

「もうダメなんでしょうか?私に何かできることはありますか?」

尋ねる私に、ふふ、と笑って先生は言いました。
「逆ね。何もしちゃダメ。あなたからは電話もメールも一切しないこと。それだけで全部あなたの願い通りになるわ」

半信半疑のまま、鑑定は終わりました。

本当に何もしなくていいんだろうか…このまま自然消滅になってしまったら?
けれど、先生の言葉には抗えない信頼感がありました。
どちらにしても別れることになるなら、一か八か、先生の言葉を信じてみよう。

1日1日が長い日々が続き、3週間が経ちました。
やっぱりもうダメなんだ…そう思いかけたある日、待ちに待った、彼からの電話がかかってきたのです。

3週間前のあの日と同じカフェの席で、彼は私を待っていました。
けれど、私を見つけたときの瞳の輝きは、明らかに3週間前とは違っていました。
私が席に着くか着かないかの内に、身を乗り出すようにして彼は口を開きました。

「ゴメン!…この前の話、虫がいいと思うだろうけど、なかったことにしてくれないかな…。3週間、ひとりになって分かった。おまえがいない毎日がこの先も続くなんて俺ムリだ。本当にごめんなさい。…もう一度俺と付き合ってくれませんか?」

こんな風に自分の気持ちを伝えてくれるのは初めてのことでした。
こんな風に焦った姿を見ることも。

私はただ胸がいっぱいで、泣きながら頷くので精一杯でした。

あの時、電話鑑定をしていなかったら…彼を繋ぎ止めようと必死で連絡を取ろうとして、彼の気持ちは決定的に離れてしまったことでしょう。

先生のアドバイス通りにしてよかった!

これからは、自分の気持ちを押し付けるだけでなく、彼の望む距離感を大切に、よりよい関係を育んでいこう。
もし、またつまずくことがあったとしても、私には頼りになる先生がいる、そう思うと、何があっても乗り越えられる気がします。